さて日常的に使われるもので「終う」という言葉があります。
この終うに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
終うがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは終うの読み方と意味、「おわう」と「しまう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.終うの正しい読み方は「おわう」「しまう」?
では終うの正しい読み方は、「おわう」「しまう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、終うの正しい読み方は「しまう」になります。
終うの”終”は「お(わる)」「しま(う)」「しゅう」と読むことができますが、終うは「しまう」と読むのが正しく、「おわう」と読むのは間違いです。
次の章で終うの意味と類義語について解説していきます。
2.終うの意味と類義語について
では終うの意味と類義語について見ていきましょう。
まず終うは「続いていた物事をそこで終わりにすること/商売をやめること。廃業すること/外に出ているものを中に納めること。片付けること」の意味として用いられています。
「しまう」というのは、一般的には”仕舞う”やひらがなでそのまま”しまう”と書き表されることが多いです。
終うを用いた例文としては、「今日は遅いので仕事を終う」や、
「赤字が続き店を終う」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「続いていた物事をそこで終わりにすること」の意味で、
後者の例文は「商売をやめること。廃業すること」の意味で使用しています。
また終うの類義語としては、「終息(しゅうそく)・終了(しゅうりょう)・終結(しゅうけつ)・切り上げる」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても終うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「終うの読み方と意味、”おわう”と”しまう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 終うの正しい読み方は「しまう」で、「おわう」は間違い。
- 終うは「続いていた物事をそこで終わりにすること/商売をやめること。廃業すること/外に出ているものを中に納めること。片付けること」の意味。
- 終うの類義語には、「終息・終了・終結・切り上げる」などがある。