このページでは渉るの読み方と意味、「はかどる」と「わたる」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.渉るの正しい読み方は「はかどる」「わたる」?

 

結論から言ってしまうと、渉るの正しい読み方は「わたる」になります

 

渉るの”渉”は「わた(る)」「しょう」と読むことはできますが、
「はかど(る)」と読むことはできないので、渉るを「はかどる」と読むのは間違いです。

 

 

「はかどる」というのは、”捗る”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で渉るの意味と類義語について解説していきます。

 

2.渉るの意味と類義語について

 

渉るは「(水・川などを)横切って向こう側まで歩いて移動すること」の意味として用いられています。

 

渉るは「水底・川底に足をつきながら歩いて移動すること」を指しているため、
川にかかった橋の上を移動するときは、”渉る”ではなく”渡る”を使用します。

 

 

”渉る”は上記のように、とても限定的な意味でしか使うことができませんが、”渡る”という言葉には”渉る”の意味も含まれています。

 

なので一般的に「わたる」というのは、”渡る”が用いられることがほとんどです。

 

 

 

また渉るの類義語としては、「横断(おうだん)・渡河(とか)・越境(えっきょう)・渡航(とこう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても渉ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「渉るの読み方と意味、”はかどる”と”わたる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 渉るの正しい読み方は「わたる」で、「はかどる」は間違い。
  • 渉るは「(水・川などを)横切って向こう側まで歩いて移動すること」の意味。
  • 渉るの類義語には、「横断・渡河・越境・渡航」などがある。

 

 

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