結論から言ってしまうと、捲るの正しい読み方は「めくる」「まくる」の両方になります。
捲るの”捲”は「めく(る)」「まく(る)」「けん」と読むことができます。
ただ捲るは「めくる」「まくる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で捲るの意味について解説していきます。
捲る(めくる)は「覆っているもの・重なっているものを剥(は)がすこと」の意味として用いられています。
捲るを「めくる」と読むと上記のような意味になりますが、「まくる」と読むと上記の他に、「物の端を外側へ巻きながら上へあげること/(動詞の連用形に付いて)ずっとその動作を続けること。その動作を盛んに行うこと」の意味も含まれます。
このように捲るは「めくる」「まくる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
捲るを用いた例文としては、「腕を捲(まく)る」や、「グラウンドを走り捲(まく)る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「物の端を外側へ巻きながら上へあげること」の意味で、後者の例文は「(動詞の連用形に付いて)ずっとその動作を続けること。その動作を盛んに行うこと」の意味で使用しています。
以上が「捲るの読み方と意味、”めくる”と”まくる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど