結論から言ってしまうと、酌むの正しい読み方は「くむ」になります。
酌むの”酌”は「く(む)」「しゃく」と読むことはできますが、
「の(む)」と読むことはできないので、酌むを「のむ」と読むのは間違いです。
次の章で酌むの意味について解説していきます。
酌むは「酒を器につぐこと。また、ついで飲むこと/相手の気持ち・立場・事情を思いやること/系統・流派・流儀などを受け継ぐこと」の意味として用いられています。
「くむ」は”汲む”と書き表されることもありますが、こちらの”汲む”は「水などをすくい取ること/茶などを器につぐこと。また、ついで飲むこと/相手の気持ち・立場・事情を思いやること/系統・流派・流儀などを受け継ぐこと」の意味で使われます。
酌むを用いた例文としては、「酒を酌んで語り明かそう」や、
「彼女の気持ちを酌む」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「酒を器につぐこと。また、ついで飲むこと」の意味で、
後者の例文は「相手の気持ち・立場・事情を思いやること」の意味で使用しています。
以上が「酌むの読み方と意味、”くむ”と”のむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど