このページでは争訟の読み方と意味、「そうしょう」と「そうこう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.争訟の正しい読み方は「そうしょう」「そうこう」?

 

結論から言ってしまうと、争訟の正しい読み方は「そうしょう」になります

 

争訟の”争”は「あらそ(う)」「そう」、”訟”は「しょう」と読むことはできますが、”訟”は「こう」と読むことはできず、争訟を「そうこう」と読むのは間違いです

 

 

 

また争訟(そうしょう)のように「争(そう)」が用いられている言葉には、
「争論(そうろん)・争奪(そうだつ)・抗争(こうそう)・争議(そうぎ)」などがあります。

 

争訟(そうしょう)のように「訟(しょう)」が用いられている言葉には、
「訴訟(そしょう)・訟廷(しょうてい)・内訟(ないしょう)・訟務(しょうむ)」などがあります。

 

 

次の章で争訟の意味と類義語について解説していきます。

 

2.争訟の意味と類義語について

 

争訟は「訴訟(そしょう)を起こして争うこと」の意味として用いられています。

 

訴訟というのは、”裁判を申し立てること”です。

 

 

争訟を用いた例文としては、「争訟に関する手続きを行う」や、
「迅速な争訟の解決に努める」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また争訟の類義語としては、「訴訟(そしょう)・提訴(ていそ)・起訴(きそ)・告訴(こくそ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても争訟と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「争訟の読み方と意味、”そうしょう”と”そうこう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 争訟の正しい読み方は「そうしょう」で、「そうこう」は間違い。
  • 争訟は「訴訟を起こして争うこと」の意味。
  • 争訟の類義語には、「訴訟・提訴・起訴・告訴」などがある。

 

 

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