結論から言ってしまうと、両端の正しい読み方は「りょうはし」「りょうたん」「りょうはじ」になります。
両端の”端”は「はし」「はじ(め)」「たん」と読むことができます。
一般的には両端は「りょうたん」と読むことが多いです。
ただ両端は「りょうはし」「りょうたん」「りょうはじ」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で両端の意味について解説していきます。
両端(りょうはし、りょうはじ)は「両方の端(はし)のこと」の意味として用いられています。
両端を「りょうはし」「りょうはじ」と読むと上記のような意味になりますが、「りょうたん」と読むと上記の他に、「物事の始めと終わりのこと/どっちつかずの態度のこと」の意味も含まれます。
このように両端は「りょうはし」「りょうたん」「りょうはじ」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
両端を用いた例文としては、「両端をそれぞれ持って運ぶ」や、「首鼠(しゅそ)両端(りょうたん)を持(じ)す」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「両方の端のこと」の意味で、後者の例文は「どっちつかずの態度のこと」の意味で使用しています。
後者の”首鼠両端を持す”というのはことわざで、「形勢をうかがって、どちらに味方するかを迷っている様子」の意味で使われます。
以上が「両端の読み方と意味、”りょうはし”と”りょうたん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど