このページでは窄むの読み方と意味、「しぼむ」と「すぼむ」どちらが正しいのかを解説しています。




1.窄むの正しい読み方は「しぼむ」「すぼむ」?


結論から言ってしまうと、窄むの正しい読み方は「すぼむ」「つぼむ」になります


窄むの”窄”は「すぼ(む)」「つぼ(む)」「さく」と読むことはできますが、
「しぼ(む)」と読むことはできないので、窄むを「しぼむ」と読むのは間違いです。


(「しぼむ」というのは、”萎む”と書き表されるため注意が必要です)



一般的には窄むは「すぼむ」と読むことが多いです。


ただ窄むは「すぼむ」「つぼむ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。


次の章で窄むの意味について解説していきます。



2.窄むの意味について


窄む(すぼむ)は「しだいに細く狭くなること/膨らんでいたり、開いていたものが縮んで小さくなること/勢いが衰えること」の意味として用いられています。



窄むを「すぼむ」と読むと上記のような意味になりますが、「つぼむ」と読むと「しだいに細く狭くなること/開いていたものが縮んで小さくなること」の意味となります


このように窄むは「すぼむ」「つぼむ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。




窄むを用いた例文としては、「口の窄んだ花瓶」や、
「風船が窄(すぼ)む」のような使い方で用いられています。


前者の例文は「しだいに細く狭くなること」の意味で、
後者の例文は「膨らんでいたり、開いていたものが縮んで小さくなること」の意味で使用しています。



以上が「窄むの読み方と意味、”しぼむ”と”すぼむ”正しいのは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 窄むの正しい読み方は「すぼむ」「つぼむ」の両方で、「しぼむ」は間違い。
  • 窄む(すぼむ)は「しだいに細く狭くなること/膨らんでいたり、開いていたものが縮んで小さくなること/勢いが衰えること」の意味。
  • 窄む(つぼむ)は「しだいに細く狭くなること/開いていたものが縮んで小さくなること」の意味。



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