結論から言ってしまうと、窄むの正しい読み方は「すぼむ」「つぼむ」になります。
窄むの”窄”は「すぼ(む)」「つぼ(む)」「さく」と読むことはできますが、
「しぼ(む)」と読むことはできないので、窄むを「しぼむ」と読むのは間違いです。
(「しぼむ」というのは、”萎む”と書き表されるため注意が必要です)
一般的には窄むは「すぼむ」と読むことが多いです。
ただ窄むは「すぼむ」「つぼむ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で窄むの意味について解説していきます。
窄む(すぼむ)は「しだいに細く狭くなること/膨らんでいたり、開いていたものが縮んで小さくなること/勢いが衰えること」の意味として用いられています。
窄むを「すぼむ」と読むと上記のような意味になりますが、「つぼむ」と読むと「しだいに細く狭くなること/開いていたものが縮んで小さくなること」の意味となります。
このように窄むは「すぼむ」「つぼむ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
窄むを用いた例文としては、「口の窄んだ花瓶」や、
「風船が窄(すぼ)む」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「しだいに細く狭くなること」の意味で、
後者の例文は「膨らんでいたり、開いていたものが縮んで小さくなること」の意味で使用しています。
以上が「窄むの読み方と意味、”しぼむ”と”すぼむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど