このページでは留まるの読み方と意味、「とまる」と「とどまる」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.留まるの正しい読み方は「とまる」「とどまる」?

 

結論から言ってしまうと、留まるの正しい読み方は「とまる」「とどまる」の両方になります

 

留まるの”留”は「と(まる)」「とど(まる)」「りゅう」「る」と読むことができます。

 

 

ただ留まるは「とまる」「とどまる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

 

次の章で留まるの意味について解説していきます。

 

2.留まるの意味について

 

留まる(とまる)は「動かないように固定すること/注目される。印象に残ること/(鳥・虫などが)ものに掴まってじっとすること/ある態度をとること」の意味として用いられています。

 

 

留まる(とまる)を用いた例文としては、「ふと目に留まる」や、
「お高く留まっている」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「注目される。印象に残ること」の意味で、
後者の例文は「ある態度をとること」の意味で使用しています。

 

 

 

留まるを「とまる」と読むと上記のような意味になりますが、「とどまる」と読むと下記のような意味となります。

  1. 同じ場所・同じ地位にそのまま動かないでいること
  2. 滞在すること
  3. 行かないで、あとに残ること
  4. その範囲・限度を超えないでいること

 

留まる(とどまる)を用いた例文としては、「現職に留まる」や、
「損害はそれだけに留まらなかった」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「同じ場所・同じ地位にそのまま動かないでいること」の意味で、
後者の例文は「その範囲・限度を超えないでいること」の意味で使用しています。

 

 

このように留まるは「とまる」「とどまる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

以上が「留まるの読み方と意味、”とまる”と”とどまる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 留まるの正しい読み方は「とまる」「とどまる」の両方。
  • 留まる(とまる)は「動かないように固定すること/注目される。印象に残ること/(鳥・虫などが)ものに掴まってじっとすること/ある態度をとること」の意味。

<留まる(とどまる)の意味>

  1. 同じ場所・同じ地位にそのまま動かないでいること
  2. 滞在すること
  3. 行かないで、あとに残ること
  4. その範囲・限度を超えないでいること

 

 

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