結論から言ってしまうと、留まるの正しい読み方は「とまる」「とどまる」の両方になります。
留まるの”留”は「と(まる)」「とど(まる)」「りゅう」「る」と読むことができます。
ただ留まるは「とまる」「とどまる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で留まるの意味について解説していきます。
留まる(とまる)は「動かないように固定すること/注目される。印象に残ること/(鳥・虫などが)ものに掴まってじっとすること/ある態度をとること」の意味として用いられています。
留まる(とまる)を用いた例文としては、「ふと目に留まる」や、
「お高く留まっている」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「注目される。印象に残ること」の意味で、
後者の例文は「ある態度をとること」の意味で使用しています。
留まるを「とまる」と読むと上記のような意味になりますが、「とどまる」と読むと下記のような意味となります。
留まる(とどまる)を用いた例文としては、「現職に留まる」や、
「損害はそれだけに留まらなかった」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「同じ場所・同じ地位にそのまま動かないでいること」の意味で、
後者の例文は「その範囲・限度を超えないでいること」の意味で使用しています。
このように留まるは「とまる」「とどまる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
以上が「留まるの読み方と意味、”とまる”と”とどまる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<留まる(とどまる)の意味>
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど