結論から言ってしまうと、昏いの正しい読み方は「くらい」になります。
昏いの”昏”は「くら(い)」「く(れ)」「こん」と読むことができますが、
昏いは「くらい」と読むのが正しく、「こんい」と読むのは間違いです。
次の章で昏いの意味について解説していきます。
昏いは「光が少なく、物がよく見えないこと/陰気(いんき)であること/その方面・分野の知識が乏(とぼ)しいこと」の意味として用いられています。
陰気というのは、”気分や雰囲気などが晴れないこと”を意味します。
「くらい」は一般的には”暗い”と書き表されますが、この”暗い”という言葉には上記の”昏い”の意味も含まれています。
昏いを用いた例文としては、「彼は性格が昏い」や、
「彼女は政治に昏い」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「陰気であること」の意味で、
後者の例文は「その方面・分野の知識が乏しいこと」の意味で使用しています。
以上が「昏いの読み方と意味、”くらい”と”こんい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど