このページでは攪拌の読み方と意味、「かくはん」と「こうはん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.攪拌の正しい読み方は「かくはん」「こうはん」?

 

結論から言ってしまうと、攪拌の本来の読み方は「こうはん」でしたが、
いま現在では「かくはん」と「こうはん」のどちらでも問題はありません

 

攪拌の”攪”は「ま(ぜる)」「かく」「こう」、”拌”は「かきま(ぜる)」「はん」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には攪拌は「かくはん」と読むことがほとんどです。

 

 

 

攪拌を「かくはん」と読むのは本来の読み方ではなく、
この「かくはん」は”慣用読み”と呼ばれる読み方になります。

 

慣用読みというのは、誤った読み方の人が増えて広く定着したことで、
その誤った読み方についても間違いではないとされた読みのことです。

 

 

簡単に言えば、攪拌を「かくはん」と間違って読む人が増えたために、
「かくはん」でも「こうはん」でも正しい読み方ということにしよう!となったわけです。

 

なのでいま現在での攪拌の読み方としては、「かくはん」と「こうはん」はどちらも正しい読み方となります。

 

次の章で攪拌の意味について解説していきます。

 

2.攪拌の意味について

 

攪拌は「かき回すこと。かき混ぜること」の意味として用いられています。

 

 

攪拌を用いた例文としては、「卵を攪拌する」や、
「攪拌機でかき混ぜる」のような使い方で用いられています。

 

 

以上が「攪拌の読み方と意味、”かくはん”と”こうはん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 「こうはん」が本来の読み方で、「かくはん」は慣用読み。
  • 攪拌の読み方は、「かくはん」「こうはん」のどちらでも正しい。
  • 攪拌は「かき回すこと。かき混ぜること」の意味。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!