結論から言ってしまうと、弛むの正しい読み方は「たるむ」「たゆむ」「ゆるむ」になります。
弛むの”弛”は「たる(む)」「たゆ(む)」「ゆる(む)」「し」と読むことができます。
一般的には弛むは「たるむ」と読むことが多く、「ゆるむ」は”緩む”と書き表されることがほとんどです。
ただ弛むは「たるむ」「たゆむ」「ゆるむ」のどれで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で弛むの意味について解説していきます。
弛む(ゆるむ)の意味は下記のとおりです。
弛むを「ゆるむ」と読むと上記のような意味になりますが、
「たるむ」「たゆむ」と読むとそれぞれ下記のような意味となります。
弛むを「たるむ」と読むと「(ロープなど)ピンと張っていたものがゆるむこと/緊張感が薄れること」、「たゆむ」と読むと「(打消しの語を伴う)緊張がゆるむこと。油断すること」の意味となります。
このように弛むは「たるむ」「たゆむ」「ゆるむ」のどれで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
弛むを用いた例文としては、「弛(たる)んだ精神を鍛え直す」や、
「弛(たゆ)まぬ努力の成果だ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「緊張感が薄れること」の意味で、後者の例文は「(打消しの語を伴う)緊張がゆるむこと。油断すること」の意味で使用しています。
以上が「弛むの読み方と意味、”たるむ”と”ゆるむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<弛む(ゆるむ)の意味>
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど