このページでは潤滑油の読み方と意味、「じゅんかつゆ」と「じゅんかつあぶら」どちらが正しいのかを解説しています。
結論から言ってしまうと、潤滑油の正しい読み方は「じゅんかつゆ」になります。
潤滑油の”潤”は「うるお(う)」「じゅん」、”油”は「あぶら」「ゆ」と読むことができますが、潤滑油は「じゅんかつゆ」と読むのが正しく、「じゅんかつあぶら」と読むのは間違いです。
また潤滑油(じゅんかつゆ)のように「潤(じゅん)」が用いられている言葉には、
「湿潤(しつじゅん)・浸潤(しんじゅん)・潤沢(じゅんたく)・利潤(りじゅん)」などがあります。
潤滑油(じゅんかつゆ)のように「滑(かつ)」が用いられている言葉には、
「円滑(えんかつ)・滑舌(かつぜつ)・平滑(へいかつ)・滑脱(かつだつ)」などがあります。
潤滑油(じゅんかつゆ)のように「油(ゆ)」が用いられている言葉には、
「油田(ゆでん)・油井(ゆせい)・油彩(ゆさい)・石油(せきゆ)」などがあります。
次の章で潤滑油の意味について解説していきます。
潤滑油は「機械の接触部の摩擦を少なくするために用いる油のこと/(転じて)物事の運びを円滑にするもののこと」の意味として用いられています。
潤滑油を用いた例文としては、「潤滑油をさす」や、「組織の潤滑油となる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「機械の接触部の摩擦を少なくするために用いる油のこと」の意味で、後者の例文は「物事の運びを円滑にするもののこと」の意味で使用しています。
また潤滑油の類義語としては、「機械油(きかいあぶら)・灯油(とうゆ)・グリース・オイル」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても潤滑油と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「潤滑油の読み方と意味、”じゅんかつゆ”と”じゅんかつあぶら”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど