このページでは潤滑油の読み方と意味、「じゅんかつゆ」と「じゅんかつあぶら」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.潤滑油の正しい読み方は「じゅんかつゆ」「じゅんかつあぶら」?

 

結論から言ってしまうと、潤滑油の正しい読み方は「じゅんかつゆ」になります

 

潤滑油の”潤”は「うるお(う)」「じゅん」、”油”は「あぶら」「ゆ」と読むことができますが、潤滑油は「じゅんかつゆ」と読むのが正しく、「じゅんかつあぶら」と読むのは間違いです

 

 

 

また潤滑油(じゅんかつゆ)のように「潤(じゅん)」が用いられている言葉には、
「湿潤(しつじゅん)・浸潤(しんじゅん)・潤沢(じゅんたく)・利潤(りじゅん)」などがあります。

 

潤滑油(じゅんかつゆ)のように「滑(かつ)」が用いられている言葉には、
「円滑(えんかつ)・滑舌(かつぜつ)・平滑(へいかつ)・滑脱(かつだつ)」などがあります。

 

潤滑油(じゅんかつゆ)のように「油(ゆ)」が用いられている言葉には、
「油田(ゆでん)・油井(ゆせい)・油彩(ゆさい)・石油(せきゆ)」などがあります。

 

 

次の章で潤滑油の意味について解説していきます。

 

2.潤滑油の意味について

 

潤滑油は「機械の接触部の摩擦を少なくするために用いる油のこと/(転じて)物事の運びを円滑にするもののこと」の意味として用いられています。

 

 

潤滑油を用いた例文としては、「潤滑油をさす」や、「組織の潤滑油となる」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「機械の接触部の摩擦を少なくするために用いる油のこと」の意味で、後者の例文は「物事の運びを円滑にするもののこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また潤滑油の類義語としては、「機械油(きかいあぶら)・灯油(とうゆ)・グリース・オイル」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても潤滑油と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「潤滑油の読み方と意味、”じゅんかつゆ”と”じゅんかつあぶら”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 潤滑油の正しい読み方は「じゅんかつゆ」で、「じゅんかつあぶら」は間違い。
  • 潤滑油は「機械の接触部の摩擦を少なくするために用いる油のこと/(転じて)物事の運びを円滑にするもののこと」の意味。
  • 潤滑油の類義語には、「機械油・灯油・グリース・オイル」などがある。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!