さて日常的に使われるもので「呪い」という言葉があります。
この呪いに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
呪いがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは呪いの読み方と意味、「まじない」と「のろい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.呪いの正しい読み方は「まじない」「のろい」?
では呪いの正しい読み方は、「まじない」「のろい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、呪いの正しい読み方は「まじない」「のろい」の両方になります。
呪いの”呪”は「のろ(う)」「のろ(い)」「まじな(い)」「じゅ」と読むことができます。
一般的には呪いは「のろい」と読むことが多いです。
ただ呪いは「まじない」「のろい」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で呪いの意味と類義語について解説していきます。
2.呪いの意味と類義語について
では呪いの意味と類義語について見ていきましょう。
まず呪い(まじない)は「神秘的なものの力を借りて、災いや病気などを起こしたり、除いたりする術のこと」の意味として用いられています。
呪いを「まじない」と読むと上記のような意味になりますが、「のろい」と読むと「恨みや憎しみを抱いている相手に災いが起こるように祈ったり、願ったりすること」の意味となります。
このように呪いは「まじない」「のろい」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
呪いを用いた例文としては、「元気になるお呪(まじな)い」や、
「呪(のろ)いをかける」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「神秘的なものの力を借りて、災いや病気などを起こしたり、除いたりする術のこと」の意味で、後者の例文は「恨みや憎しみを抱いている相手に災いが起こるように祈ったり、願ったりすること」の意味で使用しています。
また呪いの類義語としては、「呪術(じゅじゅつ)・呪詛(じゅそ)・魔法(まほう)・魔術(まじゅつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても呪いと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「呪いの読み方と意味、”まじない”と”のろい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 呪いの正しい読み方は「まじない」「のろい」の両方。
- 呪い(まじない)は「神秘的なものの力を借りて、災いや病気などを起こしたり、除いたりする術のこと」の意味。
- 呪い(のろい)は「恨みや憎しみを抱いている相手に災いが起こるように祈ったり、願ったりすること」の意味。
- 呪いの類義語には、「呪術・呪詛・魔法・魔術」などがある。