このページでは包むの読み方と意味、「くるむ」と「つつむ」どちらが正しいのかを解説しています。




1.包むの正しい読み方は「くるむ」「つつむ」?


結論から言ってしまうと、包むの正しい読み方は「くるむ」「つつむ」の両方になります


包むの”包”は「つつ(む)」「くる(む)」「ほう」と読むことができます。



一般的には包むは「つつむ」と読むことが多いです。


ただ包むは「くるむ」「つつむ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。


次の章で包むの意味について解説していきます。



2.包むの意味について


包む(くるむ)は「全体を巻くように包(つつ)み込むこと」の意味として用いられています。



包むを「くるむ」と読むと上記のような意味になりますが、「つつむ」と読むと下記のような意味となります。


  1. 物を紙や布などの中に全体を覆うこと
  2. 外からは分からないように周りを囲むこと
  3. 心の中に隠して外に出さないこと
  4. ある雰囲気などがその場全体を覆うこと
  5. 金銭を熨斗袋(のしぶくろ)などに入れて差し出すこと



包むを用いた例文としては、「彼は謎に包(つつ)まれている」や、
「喜びが包(つつ)みきれていない」のような使い方で用いられています。


前者の例文は「外からは分からないように周りを囲むこと」の意味で、
後者の例文は「心の中に隠して外に出さないこと」の意味で使用しています。



以上が「包むの読み方と意味、”くるむ”と”つつむ”正しいのは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 包むの正しい読み方は「くるむ」「つつむ」の両方。
  • 包む(くるむ)は「全体を巻くように包み込むこと」の意味。

<包む(つつむ)の意味>

  1. 物を紙や布などの中に全体を覆うこと
  2. 外からは分からないように周りを囲むこと
  3. 心の中に隠して外に出さないこと
  4. ある雰囲気などがその場全体を覆うこと
  5. 金銭を熨斗袋などに入れて差し出すこと



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