このページでは具わるの読み方と意味、「ぐわる」と「そなわる」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.具わるの正しい読み方は「ぐわる」「そなわる」?

 

結論から言ってしまうと、具わるの正しい読み方は「そなわる」になります

 

 

具わるの”具”は「そな(える)」「そな(わる)」「ぐ」と読むことができますが、具わるは「そなわる」と読むのが正しく、「ぐわる」と読むのは間違いです。

 

次の章で具わるの意味について解説していきます。

 

2.具わるの意味について

 

具わるは「生まれながらに自分のものとして持っていること。ある才能や性質が身に付いていること/必要なものが不足なく揃い、整っていること。また、設備・装置などが用意してあること」の意味として用いられています。

 

 

「そなわる」は一般的に”備わる”が使われることが多く、”備わる”と”具わる”はどちらも同じ意味を持っています。

 

ただ”備わる”は両方の意味で使われることが多いですが、”具わる”は前者の「生まれながらに自分のものとして持っていること。ある才能や性質が身に付いていること」の意味で使われることが多いです。

 

このようにどちらの意味でも使用しやすいため、”備わる”が一般的に多く使用されています。

 

 

 

例文としては、「彼には語学の才能が具わっている」や、
「様々な設備が備わっている実験室」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「生まれながらに自分のものとして持っていること。ある才能や性質が身に付いていること」の意味で、後者の例文は「必要なものが不足なく揃い、整っていること。また、設備・装置などが用意してあること」の意味で使用しています。

 

 

以上が「具わるの読み方と意味、”ぐわる”と”そなわる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 具わるの正しい読み方は「そなわる」で、「ぐわる」は間違い。
  • 具わるは「生まれながらに自分のものとして持っていること。ある才能や性質が身に付いていること/必要なものが不足なく揃い、整っていること。また、設備・装置などが用意してあること」の意味。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!