さて日常的に使われるもので「初める」という言葉があります。
この初めるに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
初めるがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは初めるの読み方と意味、「そめる」と「はじめる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.初めるの正しい読み方は「そめる」「はじめる」?
では初めるの正しい読み方は、「そめる」「はじめる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、初めるの正しい読み方は「そめる」になります。
初めるの”初”は「はじ(めて)」「そ(める)」「しょ」と読むことができますが、初めるは「そめる」と読むのが正しく、「はじめる」と読むのは間違いです。
「はじめる」というのは、”始める”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で初めるの意味と類義語について解説していきます。
2.初めるの意味と類義語について
では初めるの意味と類義語について見ていきましょう。
まず初めるは「(動詞の連用形に付いて)〜し始めるの意」の意味として用いられています。
初めるを用いた例文としては、「桜の花が咲き初める」や、
「街中を歩いていた女性を見初める」のような使い方で用いられています。
見初めるというのは、”異性を一目見て恋心を抱(いだ)くこと”です。
また初めるの類義語としては、「始業(しぎょう)・開始(かいし)・発動(はつどう)・発足(ほっそく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても初めると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「初めるの読み方と意味、”そめる”と”はじめる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 初めるの正しい読み方は「そめる」で、「はじめる」は間違い。
- 初めるは「(動詞の連用形に付いて)〜し始めるの意」の意味。
- 初めるの類義語には、「始業・開始・発動・発足」などがある。