さて日常的に使われるもので「平野」という言葉があります。
この平野に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
平野がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは平野の読み方と意味、「ひらの」と「へいや」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.平野の正しい読み方は「ひらの」「へいや」?
では平野の正しい読み方は、「ひらの」「へいや」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、平野の正しい読み方は「ひらの」「へいや」の両方になります。
平野の”平”は「たい(ら)」「ひら」「へい」、”野”は「の」「や」と読むことができます。
一般的には平野は「へいや」と読むことがほとんどです。
ただ平野は「ひらの」「へいや」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また平野(へいや)のように「平(へい)」が用いられている言葉には、
「平易(へいい)・不平(ふへい)・平均(へいきん)・平穏(へいおん)」などがあります。
平野(へいや)のように「野(や)」が用いられている言葉には、
「野球(やきゅう)・原野(げんや)・野外(やがい)・分野(ぶんや)」などがあります。
次の章で平野の意味と類義語について解説していきます。
2.平野の意味と類義語について
では平野の意味と類義語について見ていきましょう。
まず平野(ひらの)は「平坦(へいたん)な野原(のはら)のこと」の意味として用いられています。
平野を「ひらの」と読むと上記のような意味になりますが、
「へいや」と読むと「平坦で広くひらけた土地のこと」の意味となります。
このように平野は「ひらの」「へいや」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
また平野の類義語としては、「平原(へいげん)・平地(へいち)・野原(のはら)・広原(こうげん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても平野と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「平野の読み方と意味、”ひらの”と”へいや”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 平野の正しい読み方は「ひらの」「へいや」の両方。
- 平野(ひらの)は「平坦な野原のこと」の意味。
- 平野(へいや)は「平坦で広くひらけた土地のこと」の意味。
- 平野の類義語には、「平原・平地・野原・広原」などがある。