さて日常的に使われるもので「但し」という言葉があります。
この但しに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは但しの読み方と意味、「たんし」と「ただし」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.但しの正しい読み方は「たんし」「ただし」?
では但しの正しい読み方は、「たんし」「ただし」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、但しの正しい読み方は「ただし」になります。
但しの”但”は「ただ(し)」「たん」と読むことができますが、
但しは「ただし」と読むのが正しく、「たんし」と読むのは間違いです。
次の章で但しの意味と類義語について解説していきます。
2.但しの意味と類義語について
では但しの意味と類義語について見ていきましょう。
まず但しは「前に述べたことに、条件や例外などを言い添えるときに用いる語のこと」の意味として用いられています。
但しを用いた例文としては、「クーポンが使える。但し期限は今日までだ」や、「彼に仕事は任せる。但し信用はしていない」のような使い方で用いられています。
また但しの類義語としては、「尤も(もっとも)・然し(しかし)・けれど・だが」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても但しと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「但しの読み方と意味、”たんし”と”ただし”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 但しの正しい読み方は「ただし」で、「たんし」は間違い。
- 但しは「前に述べたことに、条件や例外などを言い添えるときに用いる語のこと」の意味。
- 但しの類義語には、「尤も・然し・けれど・だが」などがある。