結論から言ってしまうと、伐るの正しい読み方は「きる」になります。
伐るの”伐”は「き(る)」「ばつ」と読むことができますが、
伐るは「きる」と読むのが正しく、「ばつる」と読むのは間違いです。
次の章で伐るの意味と類義語について解説していきます。
伐るは「樹木(じゅもく)・材木(ざいもく)を切断すること」の意味として用いられています。
「きる」というのは一般的には”切る”を使用することがほとんどですが、
”切る”という言葉には”伐る”の意味である「樹木・材木を切断すること」の意味も含まれています。
他にも、人をきる場合には”斬(き)る”、布・紙をきる場合には”截(き)る”、枝・葉・花をきる場合には”剪(き)る”が用いられます。
ただどれも”伐る”と同様に、”切る”という言葉で代用できるため、一般的には”切る”が使われることが多いです。
また伐るの類義語としては、「切断(せつだん)・伐採(ばっさい)・伐木(ばつぼく)・裁断(さいだん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても伐ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「伐るの読み方と意味、”きる”と”ばつる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>