結論から言ってしまうと、誘うの正しい読み方は「いざなう」「さそう」の両方になります。
誘うの”誘”は「さそ(う)」「いざな(う)」「ゆう」と読むことができます。
一般的には誘うは「さそう」と読むことがほとんどです。
ただ誘うは「いざなう」「さそう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で誘うの意味について解説していきます。
誘う(いざなう)は「あることをするように勧めること」の意味として用いられています。
誘うを「いざなう」と読むと上記のような意味になりますが、「さそう」と読むと上記の他に、「そのことが原因となって、ある気持ちを引き起こさせること/好ましくない状況などに引き入れること」の意味も含まれます。
このように誘うは「いざなう」「さそう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
誘うを用いた例文としては、「涙を誘(さそ)うドラマとして有名だ」や、「友達を悪の道へ誘(さそ)う」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「そのことが原因となって、ある気持ちを引き起こさせること」の意味で、後者の例文は「好ましくない状況などに引き入れること」の意味で使用しています。
以上が「誘うの読み方と意味、”いざなう”と”さそう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど