このページでは誘うの読み方と意味、「いざなう」と「さそう」どちらが正しいのかを解説しています。




1.誘うの正しい読み方は「いざなう」「さそう」?


結論から言ってしまうと、誘うの正しい読み方は「いざなう」「さそう」の両方になります


誘うの”誘”は「さそ(う)」「いざな(う)」「ゆう」と読むことができます。



一般的には誘うは「さそう」と読むことがほとんどです。


ただ誘うは「いざなう」「さそう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。


次の章で誘うの意味について解説していきます。



2.誘うの意味について


誘う(いざなう)は「あることをするように勧めること」の意味として用いられています。



誘うを「いざなう」と読むと上記のような意味になりますが、「さそう」と読むと上記の他に、「そのことが原因となって、ある気持ちを引き起こさせること/好ましくない状況などに引き入れること」の意味も含まれます


このように誘うは「いざなう」「さそう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。




誘うを用いた例文としては、「涙を誘(さそ)うドラマとして有名だ」や、「友達を悪の道へ誘(さそ)う」のような使い方で用いられています。


前者の例文は「そのことが原因となって、ある気持ちを引き起こさせること」の意味で、後者の例文は「好ましくない状況などに引き入れること」の意味で使用しています。



以上が「誘うの読み方と意味、”いざなう”と”さそう”正しいのは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 誘うの正しい読み方は「いざなう」「さそう」の両方。
  • 誘う(いざなう)は「あることをするように勧めること」の意味。
  • 誘う(さそう)は「あることをするように勧めること/そのことが原因となって、ある気持ちを引き起こさせること/好ましくない状況などに引き入れること」の意味。



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