さて日常的に使われるもので「算える」という言葉があります。
この算えるに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
算えるがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは算えるの読み方と意味、「さんえる」と「かぞえる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.算えるの正しい読み方は「さんえる」「かぞえる」?
では算えるの正しい読み方は、「さんえる」「かぞえる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、算えるの正しい読み方は「かぞえる」になります。
算えるの”算”は「かぞ(える)」「さん」と読むことはできますが、
算えるは「かぞえる」と読むのが正しく、「さんえる」と読むのは間違いです。
「かぞえる」は他にも”数える”と書き表され、一般的には”数える”と書き表されることがほとんどです。
次の章で算えるの意味と類義語について解説していきます。
2.算えるの意味と類義語について
では算えるの意味と類義語について見ていきましょう。
まず算えるは「数量や順番を調べること/一つ一つ順に挙げること。列挙すること/数がそれだけのものになること/その中の一つに加えること」の意味として用いられています。
算えるを用いた例文としては、「本棚の本は1000冊を算える」や、
「選手の一人に算えられる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「数がそれだけのものになること」の意味で、
後者の例文は「その中の一つに加えること」の意味で使用しています。
また算えるの類義語としては、「枚挙(まいきょ)・列記(れっき)・勘定(かんじょう)・通算(つうさん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても算えると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「算えるの読み方と意味、”さんえる”と”かぞえる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 算えるの正しい読み方は「かぞえる」で、「さんえる」は間違い。
- 算えるは「数量や順番を調べること/一つ一つ順に挙げること。列挙すること/数がそれだけのものになること/その中の一つに加えること」の意味。
- 算えるの類義語には、「枚挙・列記・勘定・通算」などがある。