さて日常的に使われるもので「自省」という言葉があります。
この自省に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
自省がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは自省の読み方と意味、「じせい」と「じしょう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.自省の正しい読み方は「じせい」「じしょう」?
では自省の正しい読み方は、「じせい」「じしょう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、自省の正しい読み方は「じせい」になります。
自省の”省”は「はぶ(く)」「かえり(みる)」「しょう」「せい」と読むことができますが、自省は「じせい」と読むのが正しく、「じしょう」と読むのは間違いです。
また自省(じせい)のように「自(じ)」が用いられている言葉には、
「自分(じぶん)・自作(じさく)・自営(じえい)・各自(かくじ)」などがあります。
自省(じせい)のように「省(せい)」が用いられている言葉には、
「省察(せいさつ)・反省(はんせい)・帰省(きせい)・内省(ないせい)」などがあります。
次の章で自省の意味と類義語について解説していきます。
2.自省の意味と類義語について
では自省の意味と類義語について見ていきましょう。
まず自省は「自分の態度や行為を反省(はんせい)すること」の意味として用いられています。
自省を用いた例文としては、「自省の念から出た行動」や、
「自省したことで得られたものは大きい」のような使い方で用いられています。
また自省の類義語としては、「省察(せいさつ)・内省(ないせい)・反省(はんせい)・三省(さんせい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても自省と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「自省の読み方と意味、”じせい”と”じしょう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 自省の正しい読み方は「じせい」で、「じしょう」は間違い。
- 自省は「自分の態度や行為を反省すること」の意味。
- 自省の類義語には、「省察・内省・反省・三省」などがある。