自然の読み方と意味、「じねん」と「しぜん」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「自然」という言葉があります。

 

この自然に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
自然がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは自然の読み方と意味、「じねん」と「しぜん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.自然の正しい読み方は「じねん」「しぜん」?

 

では自然の正しい読み方は、「じねん」「しぜん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、自然の正しい読み方は「じねん」「しぜん」の両方になります

 

自然の”自”は「みずか(ら)」「じ」「し」、”然”は「しか(り)」「ぜん」「ねん」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には自然は「しぜん」と読むことがほとんどです。

 

 

 

また自然(しぜん)のように「自(し)」が用いられている言葉は、自然の他には見つけることができませんでした。

 

自然(しぜん)のように「然(ぜん)」が用いられている言葉には、
「全然(ぜんぜん)・必然(ひつぜん)・同然(どうぜん)・当然(とうぜん)」などがあります。

 

 

次の章で自然の意味と類義語について解説していきます。

 

2.自然の意味と類義語について

 

では自然の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず自然の意味は下記のとおりです。

  1. 人間の力が加わっていない、そのもの本来のありのままの状態のこと
  2. そのものに本来備わっている性質のこと
  3. (山・川・草・木など)人間と人間の手の加わったものを除いた、この世のあらゆるもののこと
  4. 言動にわざとらしさや無理がないさま
  5. 物事が本来あるとおりであるさま
  6. ひとりでにそうなるさま

 

 

自然を用いた例文としては、「自然に振る舞ってください」や、
「こうなるのは自然な成り行きだ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「言動にわざとらしさや無理がないさま」の意味で、
後者の例文は「物事が本来あるとおりであるさま」の意味で使用しています。

 

 

 

また自然の類義語としては、「天然(てんねん)・原始(げんし)・野生(やせい)・素朴(そぼく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても自然と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「自然の読み方と意味、”じねん”と”しぜん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 自然の正しい読み方は「じねん」「しぜん」の両方。
  • 自然の類義語には、「天然・原始・野生・素朴」などがある。

<自然の意味>

  1. 人間の力が加わっていない、そのもの本来のありのままの状態のこと
  2. そのものに本来備わっている性質のこと
  3. (山・川・草・木など)人間と人間の手の加わったものを除いた、この世のあらゆるもののこと
  4. 言動にわざとらしさや無理がないさま
  5. 物事が本来あるとおりであるさま
  6. ひとりでにそうなるさま

 

 

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