さて日常的に使われるもので「煽てる」という言葉があります。
この煽てるに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは煽てるの読み方と意味、「あわてる」と「おだてる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
１．煽てるの正しい読み方は「あわてる」「おだてる」？
では煽てるの正しい読み方は、「あわてる」「おだてる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、煽てるの正しい読み方は「おだてる」になります。
煽てるの”煽”は「あお（る）」「おだ（てる）」「せん」と読むことはできますが、「あわ（てる）」と読むことはできないので、煽てるを「あわてる」と読むのは間違いです。
「あわてる」というのは、”慌てる”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で煽てるの意味と類義語について解説していきます。
２．煽てるの意味と類義語について
では煽てるの意味と類義語について見ていきましょう。
まず煽てるは「人を褒めて得意にさせること。何かをさせようと相手を褒めること」の意味として用いられています。
煽てるを用いた例文としては、「いくら煽ててもダメだよ」や、
「彼は煽てられてその気になった」のような使い方で用いられています。
また煽てるの類義語としては、「諂う（へつらう）・媚びる（こびる）・持ち上げる・よいしょ」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても煽てると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「煽てるの読み方と意味、”あわてる”と”おだてる”正しいのは？」でした。
３．まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 煽てるの正しい読み方は「おだてる」で、「あわてる」は間違い。
- 煽てるは「人を褒めて得意にさせること。何かをさせようと相手を褒めること」の意味。
- 煽てるの類義語には、「諂う・媚びる・持ち上げる・よいしょ」などがある。