結論から言ってしまうと、漂うの正しい読み方は「ただよう」になります。
漂うの”漂”は「ただよ(う)」「ひょう」と読むことはできますが、
「さまよ(う)」と読むことはできないので、漂うを「さまよう」と読むのは間違いです。
「さまよう」というのは、”彷徨う”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で漂うの意味について解説していきます。
漂うは「空中や水面に浮かんで揺れ動くこと/ある雰囲気や香りがその場に満ちること/あてもなく彷徨(さまよ)うこと」の意味として用いられています。
漂うを用いた例文としては、「海面に漂うゴミ」や、
「険悪な空気が漂う」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「空中や水面に浮かんで揺れ動くこと」の意味で、
後者の例文は「ある雰囲気や香りがその場に満ちること」の意味で使用しています。
また漂うの類義語としては、「漂流(ひょうりゅう)・浮遊(ふゆう)・浮流(ふりゅう)・浮揚(ふよう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても漂うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「漂うの読み方と意味、”さまよう”と”ただよう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど