さて日常的に使われることはあまりないですが、「潤びる」という言葉があります。
この潤びるに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは潤びるの読み方と意味、「ほとびる」と「ほころびる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.潤びるの正しい読み方は「ほとびる」「ほころびる」?
では潤びるの正しい読み方は、「ほとびる」「ほころびる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、潤びるの正しい読み方は「ほとびる」になります。
潤びるの”潤”は「うるお(う)」「ほと(びる)」「じゅん」と読むことはできますが、「ほころ(びる)」と読むことはできないので、潤びるを「ほころびる」と読むのは間違いです。
「ほころびる」というのは、”綻びる”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で潤びるの意味と類義語について解説していきます。
2.潤びるの意味と類義語について
では潤びるの意味と類義語について見ていきましょう。
まず潤びるは「水気を含んで膨(ふく)れること。ふやけること」の意味として用いられています。
潤びるを用いた例文としては、「指先が潤びる」や、
「水に浸して豆が潤びる」のような使い方で用いられています。
また潤びるの類義語としては、「膨張(ぼうちょう)・湿る(しめる)・潤う(うるおう)・濡れる(ぬれる)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても潤びると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「潤びるの読み方と意味、”ほとびる”と”ほころびる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 潤びるの正しい読み方は「ほとびる」で、「ほころびる」は間違い。
- 潤びるは「水気を含んで膨れること。ふやけること」の意味。
- 潤びるの類義語には、「膨張・湿る・潤う・濡れる」などがある。