結論から言ってしまうと、澄むの正しい読み方は「すむ」になります。
澄むの”澄”は「す(む)」「ちょう」と読むことはできますが、
「とう」と読むことはできず、澄むを「とうむ」と読むのは間違いです。
次の章で澄むの意味と類義語について解説していきます。
澄むは「(視覚的に)濁りがなくなって透きとおること/(聴覚的に)声や音が冴(さ)えること/迷いや邪念がなくなること/濁音でなく清音であること」の意味として用いられています。
澄むを用いた例文としては、「川の水が澄んでいる」や、
「澄んだ心のままでいる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「(視覚的に)濁りがなくなって透きとおること」の意味で、
後者の例文は「迷いや邪念がなくなること」の意味で使用しています。
また澄むの類義語としては、「透明(とうめい)・透徹(とうてつ)・純粋(じゅんすい)・清い(きよい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても澄むと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「澄むの読み方と意味、”すむ”と”とうむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど