さて日常的に使われるもので「澄む」という言葉があります。
この澄むに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
澄むがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは澄むの読み方と意味、「すむ」と「とうむ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.澄むの正しい読み方は「すむ」「とうむ」?
では澄むの正しい読み方は、「すむ」「とうむ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、澄むの正しい読み方は「すむ」になります。
澄むの”澄”は「す(む)」「ちょう」と読むことはできますが、
「とう」と読むことはできず、澄むを「とうむ」と読むのは間違いです。
次の章で澄むの意味と類義語について解説していきます。
2.澄むの意味と類義語について
では澄むの意味と類義語について見ていきましょう。
まず澄むは「(視覚的に)濁りがなくなって透きとおること/(聴覚的に)声や音が冴(さ)えること/迷いや邪念がなくなること/濁音でなく清音であること」の意味として用いられています。
澄むを用いた例文としては、「川の水が澄んでいる」や、
「澄んだ心のままでいる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「(視覚的に)濁りがなくなって透きとおること」の意味で、
後者の例文は「迷いや邪念がなくなること」の意味で使用しています。
また澄むの類義語としては、「透明(とうめい)・透徹(とうてつ)・純粋(じゅんすい)・清い(きよい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても澄むと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「澄むの読み方と意味、”すむ”と”とうむ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 澄むの正しい読み方は「すむ」で、「とうむ」は間違い。
- 澄むは「(視覚的に)濁りがなくなって透きとおること/(聴覚的に)声や音が冴えること/迷いや邪念がなくなること/濁音でなく清音であること」の意味。
- 澄むの類義語には、「透明・透徹・純粋・清い」などがある。