さて日常的に使われるもので「確と」という言葉があります。
この確とに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
確とがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは確との読み方と意味、「かくと」と「しかと」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
１．確との正しい読み方は「かくと」「しかと」？
では確との正しい読み方は、「かくと」「しかと」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、確との正しい読み方は「しかと」「しっかと」になります。
確との”確”は「しか（と）」「しっか（り）」「かく」と読むことはできますが、確とは「しかと」「しっかと」と読むのが正しく、「かくと」と読むのは間違いです。
ただ一般的には確とは「しかと」と読むことがほとんどです。
次の章で確との意味と類義語について解説していきます。
２．確との意味と類義語について
では確との意味と類義語について見ていきましょう。
まず確とは「はっきりと。確かに/かたく。しっかりと」の意味として用いられています。
確とを用いた例文としては、「私が確と見届けよう」や、
「確と考えてみる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「はっきりと。確かに」の意味で、
後者の例文は「かたく。しっかりと」の意味で使用しています。
また確との類義語としては、「必至（ひっし）・確実（かくじつ）・確固（かっこ）・絶対（ぜったい）」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても確とと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「確との読み方と意味、”かくと”と”しかと”正しいのは？」でした。
３．まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 確との正しい読み方は「しかと」「しっかと」の両方で、「かくと」は間違い。
- 確とは「はっきりと。確かに/かたく。しっかりと」の意味。
- 確との類義語には、「必至・確実・確固・絶対」などがある。