さて日常的に使われるもので「迸る」という言葉があります。
この迸るに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは迸るの読み方と意味、「ほとばしる」と「まかる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.迸るの正しい読み方は「ほとばしる」「まかる」?
では迸るの正しい読み方は、「ほとばしる」「まかる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、迸るの正しい読み方は「ほとばしる」になります。
迸るの”迸”は「ほとばし(る)」「へい」と読むことはできますが、
「まか(る)」と読むことはできないので、迸るを「まかる」と読むのは間違いです。
「まかる」というのは、”罷る”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で迸るの意味と類義語について解説していきます。
2.迸るの意味と類義語について
では迸るの意味と類義語について見ていきましょう。
まず迸るは「勢いよく飛び散ること」の意味として用いられています。
迸るを用いた例文としては、「鮮血が迸る」や、
「熱気が迸る」のような使い方で用いられています。
また迸るの類義語としては、「噴射(ふんしゃ)・射出(しゃしゅつ)・噴出(ふんしゅつ)・飛散(ひさん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても迸ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「迸るの読み方と意味、”ほとばしる”と”まかる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 迸るの正しい読み方は「ほとばしる」で、「まかる」は間違い。
- 迸るは「勢いよく飛び散ること」の意味。
- 迸るの類義語には、「噴射・射出・噴出・飛散」などがある。