さて日常的に使われるもので「僻み」という言葉があります。
この僻みに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは僻みの読み方と意味、「ねたみ」と「ひがみ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
１．僻みの正しい読み方は「ねたみ」「ひがみ」？
では僻みの正しい読み方は、「ねたみ」「ひがみ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、僻みの正しい読み方は「ひがみ」になります。
僻みの”僻”は「ひが（む）」「ひが（み）」「へい」「へき」と読むことはできますが、「ねた（み）」と読むことはできないので、僻みを「ねたみ」と読むのは間違いです。
「ねたみ」というのは、”妬み・嫉み”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で僻みの意味と類義語について解説していきます。
２．僻みの意味と類義語について
では僻みの意味と類義語について見ていきましょう。
まず僻みは「物事を素直に考えず、自分だけ不利であると歪（ゆが）めて思い込むこと」の意味として用いられています。
僻みを用いた例文としては、「彼はとても僻みっぽい人だ」や、
「勝負に負けて相手をいつまでも僻み続ける」のような使い方で用いられています。
また僻みの類義語としては、「妬む（ねたむ）・嫉妬（しっと）・羨む（うらやむ）・曲解（きょっかい）」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても僻みと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「僻みの読み方と意味、”ねたみ”と”ひがみ”正しいのは？」でした。
３．まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 僻みの正しい読み方は「ひがみ」で、「ねたみ」は間違い。
- 僻みは「物事を素直に考えず、自分だけ不利であると歪めて思い込むこと」の意味。
- 僻みの類義語には、「嫉む・嫉妬・羨む・曲解」などがある。