このページでは賢しいの読み方と意味、「けんしい」と「さかしい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.賢しいの正しい読み方は「けんしい」「さかしい」?

 

結論から言ってしまうと、賢しいの正しい読み方は「さかしい」になります

 

 

賢しいの”賢”は「かしこ(い)」「さか(しい)」「けん」と読むことができますが、賢しいは「さかしい」と読むのが正しく、「けんしい」と読むのは間違いです。

 

 

次の章で賢しいの意味について解説していきます。

 

2.賢しいの意味について

 

賢しいは「賢(かしこ)いこと。聡明(そうめい)なこと/利口ぶって生意気なこと。小賢(こざか)しい」の意味として用いられています。

 

聡明(そうめい)というのは、”物事の理解が早くて賢いこと”を意味します。

 

 

 

賢しいを用いた例文としては、「とても賢しいやり方だ」や、
「賢しい口をきく」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「賢いこと。聡明なこと」の意味で、
後者の例文は「利口ぶって生意気なこと。小賢しい」の意味で使用しています。

 

 

 

また賢しいの類義語としては、「有能(ゆうのう)・利発(りはつ)・賢明(けんめい)・理知的(りちてき)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても賢しいと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「賢しいの読み方と意味、”けんしい”と”さかしい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 賢しいの正しい読み方は「さかしい」で、「けんしい」は間違い。
  • 賢しいは「賢いこと。聡明なこと/利口ぶって生意気なこと。小賢しい」の意味。
  • 賢しいの類義語には、「有能・利発・賢明・理知的」などがある。

 

 

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