さて日常的に使われることはあまりないですが、「矯める」という言葉があります。
この矯めるに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは矯めるの読み方と意味、「ためる」と「きょうめる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.矯めるの正しい読み方は「ためる」「きょうめる」?
では矯めるの正しい読み方は、「ためる」「きょうめる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、矯めるの正しい読み方は「ためる」になります。
矯めるの”矯”は「た(める)」「きょう」と読むことができますが、
矯めるは「ためる」と読むのが正しく、「きょうめる」と読むのは間違いです。
次の章で矯めるの意味について解説していきます。
2.矯めるの意味について
では矯めるの意味について見ていきましょう。
まず矯めるの意味は下記のとおりです。
- 曲げたりまっすぐにしたりして目的の形に整えること
- 悪い性質・習慣・癖(くせ)を改めること。矯正(きょうせい)すること
- 事実を故意に曲げること
- (弓・鉄砲などで)狙いをつけること
矯めるを用いた例文としては、「矯めて枝ぶりを良くする」や、
「彼に事実を矯めて伝える」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「曲げたりまっすぐにしたりして目的の形に整えること」の意味で、後者の例文は「事実を故意に曲げること」の意味で使用しています。
以上が「矯めるの読み方と意味、”ためる”と”きょうめる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 矯めるの正しい読み方は「ためる」で、「きょうめる」は間違い。
<矯めるの意味>
- 曲げたりまっすぐにしたりして目的の形に整えること
- 悪い性質・習慣・癖を改めること。矯正すること
- 事実を故意に曲げること
- (弓・鉄砲などで)狙いをつけること