結論から言ってしまうと、競るの正しい読み方は「せる」になります。
競るの”競”は「きそ(う)」「せ(る)」「きょう」「けい」と読むことはできますが、競るは「せる」と読むのが正しく、「きょうる」と読むのは間違いです。
次の章で競るの意味と類義語について解説していきます。
競るは「互いに勝とうとして競うこと/競って値を高くつけること/商品を持ち歩いて売ること」の意味として用いられています。
競るを用いた例文としては、「ゴール目前で競る」や、
「競ることで値が10倍にまで跳ね上がった」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「互いに勝とうとして競うこと」の意味で、
後者の例文は「競って値を高くつけること」の意味で使用しています。
また競るの類義語としては、「競争(きょうそう)・争奪(そうだつ)・競合(きょうごう)・勝負(しょうぶ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても競ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「競るの読み方と意味、”せる”と”きょうる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>