さて日常的に使われるもので「頻りに」という言葉があります。
この頻りにに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
頻りにがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは頻りにの読み方と意味、「ひんりに」と「しきりに」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.頻りにの正しい読み方は「ひんりに」「しきりに」?
では頻りにの正しい読み方は、「ひんりに」「しきりに」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、頻りにの正しい読み方は「しきりに」になります。
頻りにの”頻”は「しき(りに)」「ひん」と読むことができますが、
頻りには「しきりに」と読むのが正しく、「ひんりに」と読むのは間違いです。
次の章で頻りにの意味と類義語について解説していきます。
2.頻りにの意味と類義語について
では頻りにの意味と類義語について見ていきましょう。
まず頻りには「同じことが繰り返して起こるさま。何度も/中断されず続けられるさま」の意味として用いられています。
頻りにを用いた例文としては、「アラームが頻りに鳴る」や、
「雨が頻りに降る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「同じことが繰り返して起こるさま。何度も」の意味で、後者の例文は「中断されず続けられるさま」の意味で使用しています。
また頻りにの類義語としては、「頻発(ひんぱつ)・頻繁(ひんぱん)・連綿(れんめん)・絶え間なく(たえまなく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても頻りにと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「頻りにの読み方と意味、”ひんりに”と”しきりに”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 頻りにの正しい読み方は「しきりに」で、「ひんりに」は間違い。
- 頻りには「同じことが繰り返して起こるさま。何度も/中断されず続けられるさま」の意味。
- 頻りにの類義語には、「頻発・頻繁・連綿・絶え間なく」などがある。