さて日常的に使われるもので「審らか」という言葉があります。
この審らかに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
審らかがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは審らかの読み方と意味、「しんらか」と「つまびらか」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
１．審らかの正しい読み方は「しんらか」「つまびらか」？
では審らかの正しい読み方は、「しんらか」「つまびらか」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、審らかの正しい読み方は「つまびらか」になります。
審らかの”審”は「つまび（らか）」「しん」と読むことができますが、
審らかは「つまびらか」と読むのが正しく、「しんらか」と読むのは間違いです。
ただ「つまびらか」というのは、一般的には”詳らか”と書き表されることが多いです。
（”審らか”と”詳らか”はどちらも同じ意味になります）
次の章で審らかの意味と類義語について解説していきます。
２．審らかの意味と類義語について
では審らかの意味と類義語について見ていきましょう。
まず審らかは「詳しいさま。物事の細かいところまではっきりしているさま」の意味として用いられています。
審らかを用いた例文としては、「原因を審らかにする」や、
「真相は審らかでない」のような使い方で用いられています。
また審らかの類義語としては、「詳密（しょうみつ）・詳細（しょうさい）・明細（めいさい）・緻密（ちみつ）」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても審らかと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「審らかの読み方と意味、”しんらか”と”つまびらか”正しいのは？」でした。
３．まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 審らかの正しい読み方は「つまびらか」で、「しんらか」は間違い。
- 審らかは「詳しいさま。物事の細かいところまではっきりしているさま」の意味。
- 審らかの類義語には、「詳密・詳細・明細・緻密」などがある。