さて日常的に使われるもので「晦ます」という言葉があります。
この晦ますに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは晦ますの読み方と意味、「さます」と「くらます」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.晦ますの正しい読み方は「さます」「くらます」?
では晦ますの正しい読み方は、「さます」「くらます」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、晦ますの正しい読み方は「くらます」になります。
晦ますの”晦”は「くら(ます)」「かい」と読むことはできますが、
「さ(ます)」と読むことはできないので、晦ますを「さます」と読むのは間違いです。
次の章で晦ますの意味と類義語について解説していきます。
2.晦ますの意味と類義語について
では晦ますの意味と類義語について見ていきましょう。
まず晦ますは「姿や所在を分からないようにすること/行為や事実を誤魔化(ごまか)すこと」の意味として用いられています。
晦ますを用いた例文としては、「行方を晦ませる」や、
「人の目を晦ます」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「姿や所在を分からないようにすること」の意味で、
後者の例文は「行為や事実を誤魔化すこと」の意味で使用しています。
また晦ますの類義語としては、「隠匿(いんとく)・秘匿(ひとく)・潜伏(せんぷく)・雲隠れ(くもがくれ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても晦ますと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「晦ますの読み方と意味、”さます”と”くらます”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 晦ますの正しい読み方は「くらます」で、「さます」は間違い。
- 晦ますは「姿や所在を分からないようにすること/行為や事実を誤魔化すこと」の意味。
- 晦ますの類義語には、「隠匿・秘匿・潜伏・雲隠れ」などがある。