さて日常的に使われるもので「滾る」という言葉があります。
この滾るに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは滾るの読み方と意味、「たぎる」と「みなぎる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.滾るの正しい読み方は「たぎる」「みなぎる」?
では滾るの正しい読み方は、「たぎる」「みなぎる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、滾るの正しい読み方は「たぎる」になります。
滾るの”滾”は「たぎ(る)」「こん」と読むことはできますが、
「みなぎ(る)」と読むことはできないので、滾るを「みなぎる」と読むのは間違いです。
「みなぎる」というのは、”漲る”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で滾るの意味と類義語について解説していきます。
2.滾るの意味と類義語について
では滾るの意味と類義語について見ていきましょう。
まず滾るは「河川などの水が激しく流れること/煮え立つこと/激しい感情が沸(わ)き上がること」の意味として用いられています。
滾るを用いた例文としては、「谷川が滾る」や、
「情熱が燃え滾る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「河川などの水が激しく流れること」の意味で、
後者の例文は「激しい感情が沸き上がること」の意味で使用しています。
また滾るの類義語としては、「漲る(みなぎる)・昂る(たかぶる)・高揚(こうよう)・旺盛(おうせい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても滾ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「滾るの読み方と意味、”たぎる”と”みなぎる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 滾るの正しい読み方は「たぎる」で、「みなぎる」は間違い。
- 滾るは「河川などの水が激しく流れること/煮え立つこと/激しい感情が沸き上がること」の意味。
- 滾るの類義語には、「漲る・昂る・高揚・旺盛」などがある。