さて日常的に使われるもので「降灰」という言葉があります。
この降灰に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
降灰がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは降灰の読み方と意味、「こうはい」と「こうかい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.降灰の正しい読み方は「こうはい」「こうかい」?
では降灰の正しい読み方は、「こうはい」「こうかい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、降灰の正しい読み方は「こうはい」「こうかい」の両方になります。
降灰の”降”は「ふ(る)」「お(りる)」「こう」、”灰”は「はい」「かい」と読むことができます。
ただ一般的には降灰は「こうはい」と読むことが多いです。
また降灰(こうかい)のように「降(こう)」が用いられている言葉には、
「下降(かこう)・昇降(しょうこう)・降参(こうさん)・以降(いこう)」などがあります。
降灰(こうかい)のように「灰(かい)」が用いられている言葉には、
「石灰(せっかい)・灰燼(かいじん)・骨灰(こっかい)・生石灰(せいせっかい)」などがあります。
次の章で降灰の意味と類義語について解説していきます。
2.降灰の意味と類義語について
では降灰の意味と類義語について見ていきましょう。
まず降灰は「火山の噴火によって、地上に火山灰(かざんばい)が降ること。また、その灰のこと」の意味として用いられています。
降灰を用いた例文としては、「大量の降灰による被害」や、
「降灰時に外へ出る際の注意」のような使い方で用いられています。
また降灰の類義語としては、「燃え殻(もえがら)・灰燼(かいじん)・残灰(ざんかい)・灰神楽(はいかぐら)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても降灰と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「降灰の読み方と意味、”こうはい”と”こうかい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 降灰の正しい読み方は「こうはい」「こうかい」の両方。
- 降灰は「火山の噴火によって、地上に火山灰が降ること。また、その灰のこと」の意味。
- 降灰の類義語には、「燃え殻・灰燼・残灰・灰神楽」などがある。