さて日常的に使われるもので「背ける」という言葉があります。
この背けるに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
背けるがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは背けるの読み方と意味、「せける」と「そむける」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
１．背けるの正しい読み方は「せける」「そむける」？
では背けるの正しい読み方は、「せける」「そむける」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、背けるの正しい読み方は「そむける」になります。
背けるの”背”は「そむ（ける）」「せ」「はい」と読むことができますが、背けるは「そむける」と読むのが正しく、「せける」と読むのは間違いです。
次の章で背けるの意味と類義語について解説していきます。
２．背けるの意味と類義語について
では背けるの意味と類義語について見ていきましょう。
まず背けるは「そのものを正面から見ることができなくて、顔や視線を別の方へ向けること」の意味として用いられています。
背けるを用いた例文としては、「気まずくて顔を背ける」や、
「恥ずかしさから目を背ける」のような使い方で用いられています。
また背けるの類義語としては、「伏目（ふしめ）・俯く（うつむく）・項垂れる（うなだれる）」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても背けると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「背けるの読み方と意味、”せける”と”そむける”正しいのは？」でした。
３．まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 背けるの正しい読み方は「そむける」で、「せける」は間違い。
- 背けるは「そのものを正面から見ることができなくて、顔や視線を別の方へ向けること」の意味。
- 背けるの類義語には、「伏目・俯く・項垂れる」などがある。