さて日常的に使われるもので「仄か」という言葉があります。
この仄かに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは仄かの読み方と意味、「ひそか」と「ほのか」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.仄かの正しい読み方は「ひそか」「ほのか」?
では仄かの正しい読み方は、「ひそか」「ほのか」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、仄かの正しい読み方は「ほのか」になります。
仄かの”仄”は「ほの(めかす)」「ほの(か)」「そく」と読むことはできますが、「ひそ(か)」と読むことはできないので、仄かを「ひそか」と読むのは間違いです。
「ひそか」というのは、”密か”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で仄かの意味と類義語について解説していきます。
2.仄かの意味と類義語について
では仄かの意味と類義語について見ていきましょう。
まず仄かは「わずかにそれと認められるさま」の意味として用いられています。
仄かを用いた例文としては、「香りが仄かに漂う」や、
「そこは仄かに明るい」のような使い方で用いられています。
また仄かの類義語としては、「僅か(わずか)・微か(かすか)・朦朧(もうろう)・ほんのり」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても仄かと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「仄かの読み方と意味、”ひそか”と”ほのか”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 仄かの正しい読み方は「ほのか」で、「ひそか」は間違い。
- 仄かは「わずかにそれと認められるさま」の意味。
- 仄かの類義語には、「僅か・微か・朦朧・ほんのり」などがある。