結論から言ってしまうと、点てるの正しい読み方は「たてる」になります。
点てるの”点”は「た(てる)」「とも(す)」「てん」と読むことができますが、点てるは「たてる」と読むのが正しく、「てんてる」と読むのは間違いです。
次の章で点てるの意味と類義語について解説していきます。
点てるは「抹茶に湯を注いで、茶筅(ちゃせん)でかき混ぜること」の意味として用いられています。
茶筅(ちゃせん)というのは、”抹茶を点てる際に、茶をかき混ぜて泡を立たせたり、練ったりする竹製の道具のこと”です。
一般的に”茶をたてる”の「たてる」というのは、”点てる”が使われることが多いですが、”立てる”を用いても問題ありません。
点てるを用いた例文としては、「抹茶を点てる」や、
「茶を点てる前にすること」のような使い方で用いられています。
また点てるの類義語としては、「点前(てまえ)・御点前(おてまえ)・野点(のだて)・茶の湯(ちゃのゆ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても点てると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「点てるの読み方と意味、”たてる”と”てんてる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>