さて日常的に使われるもので「無地」という言葉があります。
この無地に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
無地がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは無地の読み方と意味、「むち」と「むじ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.無地の正しい読み方は「むち」「むじ」?
では無地の正しい読み方は、「むち」「むじ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、無地の正しい読み方は「むじ」になります。
無地の”地”は「ち」「じ」と読むことができますが、無地は「むじ」と読むのが正しく、「むち」と読むのは間違いです。
「むち」というのは、”無知・無恥”と書き表されるため注意が必要です。
また無地(むじ)のように「無(む)」が用いられている言葉には、
「無極(むきょく)・有無(うむ)・無限(むげん)・皆無(かいむ)」などがあります。
無地(むじ)のように「地(じ)」が用いられている言葉には、
「地面(じめん)・地震(じしん)・下地(したじ)・生地(きじ)」などがあります。
次の章で無地の意味と類義語について解説していきます。
2.無地の意味と類義語について
では無地の意味と類義語について見ていきましょう。
まず無地は「全体が同じ色で模様のないこと」の意味として用いられています。
無地を用いた例文としては、「無地の布を使う」や、
「無地の白い紙に描く」のような使い方で用いられています。
また無地の類義語としては、「無垢(むく)・白紙(はくし)・下地(したじ)・生地(きじ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても無地と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「無地の読み方と意味、”むち”と”むじ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 無地の正しい読み方は「むじ」で、「むち」は間違い。
- 無地は「全体が同じ色で模様のないこと」の意味。
- 無地の類義語には、「無垢・白紙・下地・生地」などがある。