さて日常的に使われることはあまりないですが、「温気」という言葉があります。
この温気に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
温気がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは温気の読み方と意味、「うんき」と「おんき」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.温気の正しい読み方は「うんき」「おんき」?
では温気の正しい読み方は、「うんき」「おんき」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、温気の正しい読み方は「うんき」「おんき」の両方になります。
温気の”温”は「あたた(める)」「おん」「うん」と読むことができます。
一般的には温気は「うんき」と読むことがほとんどです。
ただ温気は「うんき」「おんき」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また温気(うんき)のように「温(うん)」が用いられている言葉は、温気の他には「温州(うんしゅう)」しか見つけることができませんでした。
温気(おんき)のように「温(おん)」が用いられている言葉には、
「温度(おんど)・温泉(おんせん)・気温(きおん)・温暖(おんだん)」などがあります。
次の章で温気の意味と類義語について解説していきます。
2.温気の意味と類義語について
では温気の意味と類義語について見ていきましょう。
まず温気(うんき)は「暑さ。特に、蒸し暑さのこと」の意味として用いられています。
温気を「うんき」と読むと上記のような意味になりますが、
「おんき」と読むと「気候・空気などの暖かみのこと」の意味となります。
このように温気は「うんき」「おんき」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
また温気の類義語としては、「暑気(しょき)・温暖(おんだん)・暖気(だんき)・温熱(おんねつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても温気と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「温気の読み方と意味、”うんき”と”おんき”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 温気の正しい読み方は「うんき」「おんき」の両方。
- 温気(うんき)は「暑さ。特に、蒸し暑さのこと」の意味。
- 温気(おんき)は「気候・空気などの暖かみのこと」の意味。
- 温気の類義語には、「暑気・温暖・暖気・温熱」などがある。