さて日常的に使われるもので「威す」という言葉があります。

 

この威すに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
威すがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは威すの読み方と意味、「いす」と「おどす」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.威すの正しい読み方は「いす」「おどす」?

 

では威すの正しい読み方は、「いす」「おどす」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、威すの正しい読み方は「おどす」になります

 

威すの”威”は「おど(す)」「い」と読むことができますが、
威すは「おどす」と読むのが正しく、「いす」と読むのは間違いです。

 

 

ただ「おどす」というのは、一般的には”脅す”と書き表されることがほとんどです。

 

 

次の章で威すの意味と類義語について解説していきます。

 

2.威すの意味と類義語について

 

では威すの意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず威すは「(力・暴力で)相手を恐れさせる。恐がらせること」の意味として用いられています。

 

 

一般的に使われる”脅す”との違いとして、”威す”というのは「力・暴力で恐れさせること」限定で使用することができます

 

なので”脅す”というのは、”威す”の意味も含めて「秘密をばらすと脅す」などのように広い意味でも使用することができるんですね。

 

 

 

威すを用いた例文としては、「ナイフで威して金を奪う」や、
「軍事力を見せつけて他国を威す」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また威すの類義語としては、「脅迫(きょうはく)・強要(きょうよう)・恫喝(どうかつ)・威圧(いあつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても威すと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「威すの読み方と意味、”いす”と”おどす”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 威すの正しい読み方は「おどす」で、「いす」は間違い。
  • 威すは「(力・暴力で)相手を恐れさせる。恐がらせること」の意味。
  • 威すの類義語には、「脅迫・強要・恫喝・威圧」などがある。

 

 

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