さて日常的に使われるもので「傾げる」という言葉があります。
この傾げるに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
傾げるがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは傾げるの読み方と意味、「かしげる」と「かたげる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.傾げるの正しい読み方は「かしげる」「かたげる」?
では傾げるの正しい読み方は、「かしげる」「かたげる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、傾げるの正しい読み方は「かしげる」「かたげる」の両方になります。
傾げるの”傾”は「かたむ(く)」「かし(げる)」「かた(げる)」「けい」と読むことができます。
ただ一般的には傾げるは「かしげる」と読むことがほとんどです。
次の章で傾げるの意味と類義語について解説していきます。
2.傾げるの意味と類義語について
では傾げるの意味と類義語について見ていきましょう。
まず傾げるは「傾(かたむ)ける。斜めにすること」の意味として用いられています。
傾げるを用いた例文としては、「彼は不思議そうに首を傾げる」や、
「その置物を少し横に傾げて下さい」のような使い方で用いられています。
また傾げるの類義語としては、「傾斜(けいしゃ)・勾配(こうばい)・角度(かくど)・斜交い(はすかい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても傾げると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「傾げるの読み方と意味、”かしげる”と”かたげる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 傾げるの正しい読み方は「かしげる」「かたげる」の両方。
- 傾げるは「傾ける。斜めにすること」の意味。
- 傾げるの類義語には、「傾斜・勾配・角度・斜交い」などがある。