さて日常的に使われるもので「則る」という言葉があります。
この則るに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
則るがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは則るの読み方と意味、「そくる」と「のっとる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
１．則るの正しい読み方は「そくる」「のっとる」？
では則るの正しい読み方は、「そくる」「のっとる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、則るの正しい読み方は「のっとる」になります。
則るの”則”は「のっと（る）」「そく」と読むことができますが、
則るは「のっとる」と読むのが正しく、「そくる」と読むのは間違いです。
次の章で則るの意味と類義語について解説していきます。
２．則るの意味と類義語について
では則るの意味と類義語について見ていきましょう。
まず則るは「手本とすること。模範とすること」の意味として用いられています。
則るを用いた例文としては、「先例に則るのが良い」や、
「規則に則って対応する」のような使い方で用いられています。
また則るの類義語としては、「準拠（じゅんきょ）・依拠（いきょ）・真似（まね）・準える（なぞらえる）」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても則ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「則るの読み方と意味、”そくる”と”のっとる”正しいのは？」でした。
３．まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 則るの正しい読み方は「のっとる」で、「そくる」は間違い。
- 則るは「手本とすること。模範とすること」の意味。
- 則るの類義語には、「準拠・依拠・真似・準える」などがある。