さて日常的に使われるもので「高騰」という言葉があります。
この高騰に使用されている漢字(特に”騰”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは高騰の読み方と意味、「こうとう」と「こうしょう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.高騰の正しい読み方は「こうとう」「こうしょう」?
では高騰の正しい読み方は、「こうとう」「こうしょう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、高騰の正しい読み方は「こうとう」になります。
高騰の”騰”は「あ(がる)」「とう」と読むことはできますが、
「しょう」と読むことはできないので、高騰を「こうしょう」と読むのは間違いです。
また高騰(こうとう)のように「高(こう)」が用いられている言葉には、
「至高(しこう)・座高(ざこう)・孤高(ここう)・崇高(すうこう)」などがあります。
高騰(こうとう)のように「騰(とう)」が用いられている言葉には、
「沸騰(ふっとう)・暴騰(ぼうとう)・急騰(きゅうとう)・騰落(とうらく)」などがあります。
次の章で高騰の意味と類義語について解説していきます。
2.高騰の意味と類義語について
では高騰の意味と類義語について見ていきましょう。
まず高騰は「価格などが高くなること」の意味として用いられています。
高騰を用いた例文としては、「物価が高騰する」や、
「ガソリンの価格が高騰した」のような使い方で用いられています。
また高騰の類義語としては、「急騰(きゅうとう)・暴騰(ぼうとう)・騰貴(とうき)・ハイパーインフレ」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても高騰と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「高騰の読み方と意味、”こうとう”と”こうしょう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 高騰の正しい読み方は「こうとう」で、「こうしょう」は間違い。
- 高騰は「価格などが高くなること」の意味。
- 高騰の類義語には、「急騰・暴騰・騰貴・ハイパーインフレ」などがある。