このページでは馬頭の読み方と意味、「めず」と「ばとう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.馬頭の正しい読み方は「めず」「ばとう」?

 

結論から言ってしまうと、馬頭の正しい読み方は「めず」になります

 

馬頭の”馬”は「うま」「ば」「ま」「め」、”頭”は「あたま」「とう」「ず」と読むことができますが、馬頭は「めず」と読むのが正しく、「ばとう」と読むのは間違いです

 

 

 

また馬頭(めず)のように「馬(め)」が用いられている言葉には、
「神馬(しんめ)・駿馬(しゅんめ)・主馬(しゅめ)・馬手(めて)」などがあります。

 

馬頭(めず)のように「頭(ず)」が用いられている言葉には、
「牛頭(ごず)・頭重(ずおも)・頭巾(ずきん)・頭痛(ずつう)」などがあります。

 

 

次の章で馬頭の意味と類義語について解説していきます。

 

2.馬頭の意味と類義語について

 

馬頭は「地獄にいるとされる、頭が馬で、首から下が人間の姿をしている獄卒(ごくそつ)のこと」の意味として用いられています。

 

馬頭の他に地獄にいるとされる、頭が牛で、首から下が人間の姿をしている獄卒のことを”牛頭(ごず)”と言います。

 

 

 

また馬頭の類義語としては、「牛頭(ごず)・妖怪(ようかい)・魔物(まもの)・怪物(かいぶつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても馬頭と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「馬頭の読み方と意味、”めず”と”ばとう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 馬頭の正しい読み方は「めず」で、「ばとう」は間違い。
  • 馬頭は「地獄にいるとされる、頭が馬で、首から下が人間の姿をしている獄卒のこと」の意味。
  • 馬頭の類義語には、「牛頭・妖怪・魔物・怪物」などがある。

 

 

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