結論から言ってしまうと、曙光の正しい読み方は「しょこう」になります。
曙光の”曙”は「あけぼの」「しょ」と読むことはできますが、
「しゃ」と読むことはできないので、曙光を「しゃこう」と読むのは間違いです。
「しゃこう」というのは、”遮光(しゃこう)”と書き表されるため注意が必要です。
また曙光(しょこう)のように「曙(しょ)」が用いられている言葉は、
曙光の他には「曙天(しょてん)・曙雲(しょうん)」しか見つけることができませんでした。
曙光(しょこう)のように「光(こう)」が用いられている言葉には、
「遮光(しゃこう)・日光(にっこう)・光線(こうせん)・光栄(こうえい)」などがあります。
次の章で曙光の意味について解説していきます。
曙光は「夜明けにさす太陽の光のこと/僅(わず)かに出てきた希望。明るい兆(きざ)しのこと」の意味として用いられています。
曙光を用いた例文としては、「曙光を見るために早起きをした」や、
「解決の曙光が見えはじめる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「夜明けにさす太陽の光のこと」の意味で、
後者の例文は「僅かに出てきた希望。明るい兆しのこと」の意味で使用しています。
また曙光の類義語としては、「旭光(きょっこう)・朝日(あさひ)・暁光(ぎょうこう)・天日(てんぴ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても曙光と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「曙光の読み方と意味、”しゃこう”と”しょこう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど