結論から言ってしまうと、旗色の正しい読み方は「きしょく」「はたいろ」の両方になります。
旗色の”旗”は「はた」「き」、”色”は「いろ」「しょく」と読むことができます。
ただ一般的には旗色は「はたいろ」と読むことがほとんどです。
「きしょく」と読むと、”気色(きしょく)”に間違えられてしまう可能性もあるため、旗色は「はたいろ」と読むのが良いでしょう。
また旗色(はたいろ)のように「旗(はた)」が用いられている言葉には、
「一旗(ひとはた)・白旗(しらはた)・旗印(はたじるし)・旗本(はたもと)」などがあります。
旗色(きしょく)のように「旗(き)」が用いられている言葉には、
「旗手(きしゅ)・反旗(はんき)・旗下(きか)・星条旗(せいじょうき)」などがあります。
次の章で旗色の意味について解説していきます。
旗色は「戦いの形勢。また、物事の成り行きのこと/立場・所属のこと」の意味として用いられています。
旗色を用いた例文としては、「旗色が悪い」や、「旗色を鮮明にする」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「戦いの形勢。また、物事の成り行きのこと」の意味で、後者の例文は「立場・所属のこと」の意味で使用しています。
また旗色の類義語としては、「風潮(ふうちょう)・時勢(じせい)・風向き(かざむき)・雲行き(くもゆき)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても旗色と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「旗色の読み方と意味、”きしょく”と”はたいろ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど